天井断熱工事は、夏の暑い太陽の熱射をシャットアウトしてくれます。
1階は賃貸として人に貸していて、普段2階で生活しているというお客様でした。
夏になるととにかく暑くて、冷房をかけ続けないと寝られないとおっしゃっていました。
断熱工事と聞くと、なんとなく暖かくなるというイメージで、暑さ対策のイメージは
あまり無いかもしれませんが、天井面にしっかり断熱材を入れることで
太陽の熱を天井面で遮ってくれるので、2階の暑さが軽減します。
サッシ・窓の性能にもよりますが、家の保温性も高まるので冷房をかけたときに
すぐに部屋が涼しくなっていきます。
今回のケースでは、天井に断熱材が全く入っていなかったので、小屋裏にセルローズファイバーを厚さ200mmで吹き込みました。これは現在新築で建っている住宅レベルの性能です。(平成25年省エネ基準を満たす性能)
施工しても隙間があるとそこから熱が伝わってしまいますが、セルローズファイバーは
わた状なので、隙間なく吹き込む事ができる、天井断熱にピッタリの断熱材です。
このお客様は他にも、窓を2重のLow-Eガラスにしてサッシもアルミから熱の伝わりにくい樹脂に変えたようです。
まだ暑くなり始めの7月でしたが、施工後の効果を実感頂いたようで安心しました。
2階がとても暑い、平屋で家全体が暑い方・・・等、もしかしたら天井に断熱材が
入ってないかもしれません。
お気軽にご相談ください。