あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
アドバイザー部の甕(もたい)です。
今回は平成26年より取り組みをしている5S活動について推進する立場として、少し触れたいと思います。
ご存知のように5S活動のSは、整理 整頓 清掃 清潔 躾(しつけ)を表しています。
加えて3定 の定は、定位置 定品 定量の定で、どこに 何を どのくらい置くのかを徹底しましょうということになります。
ものづくりの現場では生産効率を上げるため5Sの徹底は基本中の基本だと認識していますが、これを弊社に取り入れていく過程で感じたことは、ややもすると表面的な整理整頓や清掃活動に留まって、活動が停滞してしまうな、ということでした。
活動当初は整理整頓から入りますが、このあたりは必要なものと不要品を仕分けて、不用品は廃棄していくことになりますので、作業自体は割とスムースに進んでいきました。
問題はこのあとで、冒頭の3定ということが大事になってきます。物の置き場所を決め、消耗品、原材料などはいくつ置くのか、在庫がいくつになったら補充するのかなどのルールが必要になってきます。
こういったところは地道な作業の積み重ねが大切で、立ち止まらずに少しづつでも継続していくことが大事であるな、と思うこのごろです。
南山社長の年頭所感の中にもありました、『何のために』ということを考えた時、5Sは単に整理整頓や清掃活動をやり続けることではく、業務の効率を上げるためはもちろん、活動を通しての意識改革なんだと思います。
5S活動の本来の姿が定着するには時間がかかるかと思いますが、徹底してやりきって、それを継続できたとき『どうなっているか』を想像しながら皆で取り組んでいきたい、と気持ちを新たにした仕事始めでした。