こんにちは。テクニカル佐藤です。
毎日のように県内飛び回って断熱工事をしているのに、なかなか断熱関連のブログをアップしていなかったので、普段はまじめに仕事をしているんだよというのを発信するためにたまには断熱ブログを書こうと思います。
当社では新築時とリフォームでの断熱改修のどちらの工事もやっているのですが、3年ほど前までは圧倒的に新築時での断熱工事の割合が多かったのですが、このところは国のリフォーム補助金などもあってかとにかくリフォームの割合が多くなりました。
今回はそのリフォームでの断熱改修について。
ちなみに当社の断熱改修の特徴は【非破壊】でできること。
非破壊ということは、その名の通り壊さずに工事ができるということで、小屋裏(天井裏)や床下へは点検口から入り、基本的には点検口がある部屋だけ汚れないように養生をやればよいので、お客様は他の部屋では普段と変わらない日常が送れます。工事をする面積や工事のしやすさにもよりますが、工期は1日~3日で終わります。
今回のお客様(A様)のお宅は、築50年くらいで数年前に中古として購入。その際にフルリフォーム。外観や室内は築浅物件にしか見えません。
施主様とワンちゃんの2人暮らし。
とにかく夏は暑く、冬は寒い。
ワンちゃんも快適に生活できるようにということでご依頼がありました。
小屋裏の施工前の状況です。
もっといっぱい写真を撮っておくべきだったとブログを書きながら後悔。慣れていなくて…
ピンク色のは袋入りのグラスウール100㎜。
なぜか全体の1/3だけ以前のフルリフォームの際に施工してありましたが、残り1/3は超ペラペラ袋入りグラスウール、もう残り1/3は断熱材なし。その写真もなし…
グラスウールの敷き詰めが甘く断熱欠損ができています。
これではしっかりとした断熱性能が発揮できません。
こちらがセルロースファイバー吹込み後。
今回は既存グラスウールの上に200㎜吹込みました。
先程のグラスウールの隙間もしっかり埋まっています。
このようにセルロースファイバーでの吹込みは隙間なく施工ができるので、高い断熱効果を発揮できます。
後編(床下)に続く。